真の日本精神は世界を変える>教育>「日本の心」を育てる教育を

 少年による凶悪犯罪、いじめ、不登校、学級崩壊などの解決のために求められるもの、それが、「心の教育」です。心の教育には、道徳教育が不可欠です。日本人としての道徳を教えることによって、青少年に健全な心が育ちます。また、青少年に、誇りある歴史を伝え、神話や偉人の伝記を教えることが必要です。




 教育の根本は人格形成 
 現代に生きる教育勅語 
 誇りある歴史を 

 戦前の日本には、教育の根本を示すものとして、教育勅語がありました。これは明治天皇より賜ったお言葉です。大塚寛一総裁は、教育勅語の重要性を説き、教育勅語を否定した戦後のあり方を改めるように、説いています。

 「明治までの日本人は、わが国本来の日本精神を中心に、支那の聖賢の教えをも取り入れ、立派な道徳の基準をつくり上げていた。ところが今日では肝心かなめの思想の中心がなくなっている。大切な日本精神を、あたかもかびの生えた廃物のように思い込み、教科書からもそれを取り去ってしまっている」
 「日本精神は、日本の国以外どこを探しても見いだせない。その日本精神を忘れてしまったなら、日本の国は、再び本来の正しい姿に戻ることは不可能なのである。
 ソ連や中共などの共産主義国は、どうしても彼らの考えどおりにいかないので、日本の教育勅語を取り入れて翻訳し、国民を教育している。ところが肝心の日本の国自体は、いまだに目覚めずにいる」

 教育勅語の内容には、教育の目的と、人間としてもつべき、親への感謝、夫婦愛、友情、公共心、愛国心など、道徳の根本が説かれています。ここには、現代に生かすべき大切な「心」が込められているのです。

 (原文)
 教育に関する勅語(現代仮名使い)
 朕惟うに 我が皇祖皇宗 国を肇むること宏遠に 徳を樹つること深厚なり 我が臣民 克く忠に克く孝に 億兆心を一にして 世々厥の美を済せるは 此れ我が国体の精華にして 教育の淵源亦実に此に存す
 爾臣民 父母に孝に 兄弟に友に 夫婦相和し 朋友相信じ 恭倹己れを持し 博愛衆に及ぼし 学を修め業を習い 以て智能を啓発し 徳器を成就し 進んで公益を広め世務を開き 常に国憲を重じ国法に遵い 一旦緩急あれば義勇公に奉じ 以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし 是の如きは 独り朕が忠良の臣民たるのみならず 又以て爾祖先の遺風を顕彰するに足らん
 斯の道は 実に我が皇祖皇宗の遺訓にして 子孫臣民の倶に遵守すべき所 之を古今に通じて謬らず 之を中外に施して悖らず 朕爾臣民と倶に 拳々服膺して 咸其徳を一にせんことを庶幾う
 明治二十三年十月三十日
    御名御璽


 (現代文訳)
 私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、日本の国をおはじめになり、また祖先が立てられた道徳は、実に奥深く、いつくしみ厚いものであると固く信じます。そして、国民がよく君に忠義をつくし、父母に孝行をはげみ、全国民が心を一つに合わせて、今日に至るまで、忠孝の美風を作り上げてきたことは、日本の国柄のもっともすぐれた美点であって、私は教育の根本もまた、この点にあると信じます。
  国民の皆さんは、子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹は互いに仲よく、夫婦は敬愛の心をもって睦まじく、友人は誠の心をもって信じあい、他人に対しては礼儀を守り、自分に対しては慎み深く、広くすべての人々に愛の手をさしのべ、学問に励み、職業を習って身につけ、知識を広めて才能を伸ばし、立派な人格を完成し、さらに進んで、公共の利益を増進し、世の中のためになる仕事をすることが大切です。また、いつも法律や秩序を守り、もし一たび国家に非常事態が起こったならば、正しい勇気をもって、真心をささげて、天地とともに限りなく栄える日本の国の運命を助けなければなりません。これらの道徳を良く実行することは、単にわが国の立派な国民としての当然の務めであるばかりでなく、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、更にいっそう明らかにすることでもあります。
 このような国民の歩むべき道は、祖先がお残しになり、受け継がれてきた教訓であって、皇室の子孫も、国民もひとしく守ってゆかねばならないところであると共に、昔も今も、いつの時代に行なっても誤りがない道であり、日本だけでなく、世界中どこの国で行なっても、間違いのない道であります。私もまた、国民の皆さんとともに、父祖の教訓を常に胸に抱き、君民一体となって、この道徳を守り実行して、立派な日本人となることを、心から念願するものであります。

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